e虚構推理とは
e虚構推理は、ディ・ライトから登場するスマパチのLT搭載1種2種混合タイプです。
導入日は2026年7月6日。型式名は「e虚構推理MHJT」、検定番号は「610122」、販売予定台数は9,000台です。
本機は、大当り確率1/319.7、初当り後の50.5%で「鋼人攻略戦」へ突入する突破型LT機です。
最大の特徴は、一般的なST機や転落タイプとは異なる「キャリーオーバーSYSTEM」を搭載している点です。
LT機の基本的な仕組みについては、LT(ラッキートリガー)とは?も参考になります。
e虚構推理の基本スペック
e虚構推理の主なスペックは以下の通りです。
- 大当り確率:1/319.7
- 右打ち時大当り確率:約1/44.9
- ボタンPUSH発生確率:約1/11.6
- 初当り出玉:300個
- 鋼人攻略戦突入率:50.5%
- 鋼人攻略戦:電サポ36回+残保留4個
- 鋼人攻略戦継続率:約60%
- 琴子のご褒美RUSH平均継続率:約77%
- 裏ご褒美RUSH平均継続率:約75%
- 賞球数:1&1&3&1&15
- カウント数:10C
- ヘソ賞球:1個
本機は、初当り後すぐにLTへ直行するタイプではありません。
まず鋼人攻略戦へ突入し、そこから琴子のご褒美RUSHを目指す段階突破型の構造です。
パチンコの突入率・継続率・ST・LTの違いについては、パチンコ・スロットのスペックの見方もあわせて確認すると理解しやすくなります。
通常時と鋼人攻略戦の流れ
通常時の大当り確率は1/319.7です。
初当り時の出玉は300個で、振り分けは以下の通りです。
- 300個+鋼人攻略戦:50.5%
- 300個+裏モード経由通常時:49.5%
鋼人攻略戦は、本機における下位RUSHにあたる突破ゾーンです。
電サポ36回+残保留4個で構成され、継続率は約60%です。
鋼人攻略戦中に右打ち当選した場合、振り分けは以下の通りです。
- 1500個+琴子のご褒美RUSH:50%
- 1500個+鋼人攻略戦継続:50%
また、残保留引戻し時は琴子のご褒美RUSH突入が100%とされています。
このため、本機は鋼人攻略戦を突破して上位状態へ進むことが重要なゲーム性です。
琴子のご褒美RUSHの特徴
琴子のご褒美RUSHは、本機のLTにあたる状態です。
平均継続率は約77%です。
最大の特徴は、キャリーオーバーSYSTEMによってボタン、いわゆる「お願い玉」を保有しながら継続を目指す点です。
一般的なST機のように規定回数内で大当りを目指すだけではなく、ボタンが無くなるまで継続する仕組みになっています。
大当り時は残りボタンを持ち越し、さらに4個追加されます。
このため、早い段階で大当りを引けるほど残りボタンを次回に持ち越しやすく、継続期待値が高まりやすい構造です。
キャリーオーバーSYSTEMとは
キャリーオーバーSYSTEMは、e虚構推理の最大の特徴です。
通常のST機、転落タイプ、時短タイプとは異なり、ボタンを消費しながら継続を目指すゲーム性です。
基本的な流れは以下の通りです。
- ボタンは4個スタート
- ボタンPUSH失敗で1個消費
- ボタンが無くなると残保留4個を消化
- 残保留でも当選しなければ終了
重要なのは、大当り時に残りボタンを持ち越せる点です。
早く当てるほどボタンを多く残せるため、次回以降の継続期待値が上がりやすくなります。
さらに、残りボタン数によって裏ご褒美RUSHへの抽選も絡むため、単純な継続率だけでは本機のゲーム性を説明しきれません。
裏ご褒美RUSHの特徴
裏ご褒美RUSHは、本機の最上位状態です。
平均継続率は約75%です。
この状態では、ALL3000個以上の出玉構成となります。
振り分けは以下の通りです。
- 3000個:87%
- 4500個+α:13%
4500個+αは1500個上乗せループを伴う仕様です。
裏ご褒美RUSHは、琴子のご褒美RUSH中に残りボタン3個以上で当選した場合に抽選されます。
残りボタン3個以上で当選した際の振り分けは以下の通りです。
- 1500個+Vストック+裏ご褒美RUSH:18%
- 1500個+琴子のご褒美RUSH:82%
一方、残りボタン2個以下で当選した場合は、1500個+琴子のご褒美RUSH継続が100%です。
このため、ボタンを多く残した状態で当選できるかどうかが、上位状態への期待感に関わります。
一般的なLT機との違い
e虚構推理は、単純な直LT機ではありません。
また、一般的なST機や転落タイプとも異なります。
本機は、鋼人攻略戦から琴子のご褒美RUSHを目指し、さらに裏ご褒美RUSHへのルートも持つ段階突破型のLT機です。
特にキャリーオーバーSYSTEMによって、早く当てるほどボタンを持ち越せる点が独自性になります。
この構造により、継続率だけでなく、残りボタン数、当選タイミング、裏ご褒美RUSH抽選を含めてゲーム性を理解する必要があります。
単に「LT継続率約77%」とだけ見るよりも、「ボタンを残して当てるほど有利になるキャリーオーバー型LT」と整理する方が、本機の特徴を正確に伝えやすくなります。
e無職転生・e魔法少女リリカルなのはとの比較
2026年7月のLT機市場では、e無職転生、e魔法少女リリカルなのは、e結城友奈は勇者である~極限7500~など、複数のLT機が導入されます。
e無職転生は、1/399.6の重い大当り確率とロングSTを組み合わせた直LT型です。
e魔法少女リリカルなのはは、ST中に大当りストックを保持し、ST終了後に一括放出する完走型STです。
これに対して、e虚構推理はキャリーオーバーSYSTEMを搭載した突破型LT機です。
同じLT機でも、e無職転生はロングST型、e魔法少女リリカルなのはは完走型ST、e虚構推理はキャリーオーバー型LTとして役割が分かれます。
2026年7月の新台全体については、2026年7月 パチンコ・スロット新台一覧でも整理しています。
市場ポジション
e虚構推理は、2026年7月市場において中単価LT機として整理しやすい機種です。
大当り確率は1/319.7で、初当り後の50.5%で鋼人攻略戦へ突入します。
高出玉志向の直LT機というよりも、キャリーオーバーSYSTEMを軸にしたゲーム性重視のLT機です。
販売予定台数は9,000台で、準主力候補としての導入規模があります。
e無職転生のような高出玉志向のLT機や、e魔法少女リリカルなのはのような完走型STとは異なり、e虚構推理は独自システムによる差別化がポイントになります。
ホール運用視点
ホール運用上、e虚構推理はスペックの見せ方が重要な機種です。
強みは以下の通りです。
- キャリーオーバーSYSTEMによる独自性
- 他のLT機との差別化が明確
- 版権認知がある
- LT依存度が極端に高すぎない
- 1/319帯の突破型LT機として説明しやすい
- 準主力候補として扱いやすい販売台数
一方で、注意点もあります。
- ゲーム性理解が必要
- スペック説明不足だと誤認されやすい
- キャリーオーバーSYSTEMを理解されるまで時間が必要
- 継続率だけで比較されると本機の特徴が伝わりにくい
ホール側では、「お願い玉を残すほど有利になる」「早く当てるほど次回に期待しやすい」という構造を分かりやすく伝えることが重要です。
ユーザーに説明が必要なポイント
e虚構推理では、以下の点をユーザーに説明する必要があります。
- 大当り確率は1/319.7
- 初当り時は300個
- 鋼人攻略戦突入率は50.5%
- 鋼人攻略戦は電サポ36回+残保留4個
- 鋼人攻略戦継続率は約60%
- 琴子のご褒美RUSH平均継続率は約77%
- 裏ご褒美RUSH平均継続率は約75%
- キャリーオーバーSYSTEMを搭載している
- ボタンを残して当てるほど次回以降が有利になりやすい
- 裏ご褒美RUSHはALL3000個以上の最上位状態
- 一般的なST機や転落タイプとは異なる
特に、本機は継続率だけで比較するとゲーム性が伝わりにくい機種です。
「鋼人攻略戦」「琴子のご褒美RUSH」「裏ご褒美RUSH」「キャリーオーバーSYSTEM」を段階的に説明することが、ユーザー理解につながります。
2026年LT市場での独自性
2026年のLT市場では、直LT、突破型LT、ロングST、完走型ST、上位RUSH型など、多様な構造の機種が登場しています。
その中でe虚構推理は、キャリーオーバーSYSTEMを搭載した段階突破型LT機として独自性があります。
e無職転生のような直LT型、e魔法少女リリカルなのはのような完走型ST、e結城友奈のようなST+BONUSジャッジ型とは異なり、ボタンを残して当てるほど有利になる点が特徴です。
LT3.0+時代の機種設計については、LT3.0+とは?も参考になります。
e虚構推理 総評
e虚構推理は、2026年7月のLT機市場において、キャリーオーバーSYSTEMを搭載した独自性の高い突破型LT機です。
大当り確率1/319.7、鋼人攻略戦突入率50.5%、右打ち時大当り確率約1/44.9、鋼人攻略戦継続率約60%、琴子のご褒美RUSH平均継続率約77%という構成です。
一般的なST機や転落タイプとは異なり、お願い玉を保有し、早く当てるほど残りボタンを持ち越せるキャリーオーバーSYSTEMが最大の特徴です。
ホール運用では、単にLT継続率や出玉性能を訴求するのではなく、キャリーオーバーSYSTEMの仕組みを分かりやすく伝えることが重要になります。
導入前分析では、e無職転生、e魔法少女リリカルなのは、e結城友奈、eガンゲイル・オンラインなどと比較しながら、e虚構推理を「キャリーオーバー型LT」として整理することが、正確なスペック理解につながります。
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